光沢加工

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光沢加工とは

印刷物の表面に、各種加工技術で艶を出したり、艶を消したり、模様を転写したりと、紙面に様々な効果を付与します。また、光沢加工を施すことにより、製品に美的価値を与え、耐久性を高めるとともに中身の保護にも役立ちます。
しかし、艶の出た紙面を見て、「光るもの」から連想するためか、「光沢加工は環境に悪い」というイメージが先行しているのが現実です。しかしこれは大きな誤解です。
なぜなら、もともと光沢加工は耐久性・耐水性を高め、製品を長持ちさせるために開発された「環境にやさしい」加工だからです。
72回屈曲されると破れてしまう本の表紙でも、PP(ポリプロピレン)を貼ることにより、実に1万回以上屈曲させても破れない、という実験結果がでています。 実際の例として、今から40年以上前、昭和39年にラミネート加工した本と、平成19年の未加工の本の表紙をご覧ください。40年以上の時を経てもなお、美しさを保っているのがおわかりいただけると思います。

ラミネート加工したもの(昭和39年製)

ラミネート加工したもの(昭和39年製)

また、ラミネートフィルム(PP等)は燃やしても二酸化炭素と水に分解され、有害ガスは発生しませんので、可燃ゴミとして扱えます。さらにPP等フィルムは、厚生労働省の食品衛生法に定める各種基準をクリアした安全で衛生的な資材でもあります。
最近の光沢ラミネート加工は、サーマルフィルム(接着剤塗布剤)が90%以上を占め、残り数%の接着剤を使用する加工も、水性タイプの接着剤を使用しています。

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